本を読みたいのに、時間がない。
仕事や家族との時間を優先して一日を終えると、「今日も本を開けなかった」と自分を責めることがありました。しかし、「時間ができたら読もう」と待っていても、まとまった時間はなかなか生まれません。
そこで私は、読書時間を新しく作るのではなく、毎日の車通勤の使い方を変えました。往復約40分、週5日なら、1週間で約200分になります。
私は学習サービスのDラボを中心に、車通勤での音声学習を約6年続けています。最近はAudibleも取り入れています。この記事では、特定のサービスを選ぶ前に決めておきたい、時間・聴く内容・聴いた後の行動を整理します。
この記事では、読書時間が取れない人に向けて、車通勤を音声学習に変える3つの手順と、無理なく続けるための調整方法を紹介します。
なお、車で聴く場合は運転が最優先です。作品選びや操作は、出発前か安全に停車してから行ってください。
本を読む時間がないときは、時間を増やすより使い方を変える
本を読むために、睡眠や家族との時間を削りたいわけではありませんでした。読めない自分を責めるより、今の生活に合う学び方を選び直せばいい。音声学習なら、読書時間を別に確保せず、すでにある移動時間に学びを重ねられます。私の場合、それが毎日の車通勤でした。
車通勤を音声学習に変える3つの手順

私が実践している始め方は、次の3つです。
1.1週間の移動時間を計算する
まず、1日の往復時間に1週間の通勤日数をかけます。
1日の往復時間×1週間の通勤日数=1週間で音声学習に使える時間の目安
私の場合は、往復約40分、週5日です。
40分×5日=約200分
1日では短く感じる40分も、1週間では約3時間20分になることに気づけます。
以前の私は、車内で主に音楽を聴いていました。気持ちを切り替える重要な時間でしたが、何を聴くか迷う日もあったので、音声学習に変えてみました。
約200分すべてを学びに使っているわけではありません。1日10分だけでも、週5日なら50分です。
最初から通勤時間のすべてを変えるのではなく、まずは試せそうな時間を見つけるだけで十分です。
2.候補を事前に決め、理解できる速度で聴く
音声学習には、オーディオブック、音声配信、学習サービスなどがあります。私はDラボというサービスから始め、現在はAudibleのオーディオブックも使っています。
車に乗ってから「何を聴こう」と探し始めると、選ぶだけで時間がかかります。そのため私は、普段から聴きたい内容の候補を決めておき、出発前にその中から選びます。
初めて聴くなら、興味のあるテーマや、一度読んだことのある本など、耳で追いやすい内容で慣れるのがおすすめです。私の場合、章ごとに内容が区切られた実用書は理解しやすいと感じています。
私はスマートフォンと車のスピーカーをBluetoothでつないで再生しています。
音声学習を始めた頃は1.5倍速でした。現在は2倍速が中心ですが、大切なのは速さではなく、内容を理解できる速度を選ぶことです。
作品選びや再生操作は、出発前か安全に停車してから行います。運転中にスマートフォンを操作しないことが前提です。
私がAudibleの無料体験を主に車通勤で約1週間使った結果や、実用書と小説で感じた違いは、別の記事にまとめています。
関連記事:Audibleは車通勤に向いている?往復40分で1週間試した感想
3.覚えていることから、後で1つ試す
聴いた時間や本の数だけを成果にすると、量を増やすことが目的になってしまいます。
私が大切にしているのは、聴いた内容から後で1つ試すことです。
運転中にメモは取りません。すべてを覚えようとせず、後から思い出した内容だけを行動の候補にしています。
私は音声学習をきっかけに、瞑想は寝る前5分から、HIITトレーニングは朝4分から始めました。どちらも今も続いています。
私にとっては、何冊聴いたかよりも、瞑想やHIITを生活の中で続けられたことのほうが大きな成果です。すべてを覚えなくても、1つ行動に変えられたら、それで十分だと考えています。
音声学習を約6年続けて分かったこと|音声と本を使い分ける

今では、車に乗ってスマートフォンとの接続が済むと、自然に音声学習を始められるようになりました。毎日の通勤と組み合わせたことで、その都度、時間を確保したり、やる気を出したりする必要がなくなりました。
ただし、約6年続けて分かったのは、音声がすべての本の代わりになるわけではないということです。
- 音声:移動中に新しい知識へ触れたいときや、以前学んだ内容を復習したいとき
- 本:気になる部分で立ち止まり、文章や図を見ながら考えたいとき
私は、以前読んだ本と同じテーマを音声で聴き直したり、Dラボで本の解説を聴いたりすることもあります。
「読むか、聴くか」の二択にする必要はありません。知識に触れるきっかけや復習には音声を使い、じっくり考えたい内容は本で読む。目的に合わせて使い分けることで、まとまった読書時間が取れない日も学びを続けられています。
うまく聴けない日は、量・速度・内容を調整する
毎回同じ長さや速度で聴く必要はありません。約6年続ける中で、疲れている日や興味の薄い内容は頭に入りにくいと感じました。
- 疲れている日は、聴く時間を短くするか休む。
- 速度が合わなければ落とし、理解できる速さにする。
- 内容が合わなければ、今知りたいテーマや活字の本へ切り替える。
まずは「出発前に1つ選ぶ」「短く聴く」「後で1つ試す」の流れをつくります。Audibleで実用書と小説を聴き比べた感想は、約1週間の体験記事にまとめています。
車で音声を聴くときに守っていること
車通勤で音声を聴くとき、最も優先すべきは運転です。
私は次のことに気をつけています。
- 音声に気を取られると感じたら、無理に聴き続けず再生を止める
- 聴き逃しても、運転中に無理に戻そうとしない
- 疲れている日は、音楽や無音の時間に切り替える
音声学習を続けることより、安全に運転することを優先してください。
まとめ|次の通勤で10分だけ試してみる
本を開けない日が続いても、学ぶことまで諦める必要はありません。
私は車通勤の一部を「学びに使える時間」として見直しました。音声学習を約6年続けたことで、今では車に乗ることが学びを始める合図になっています。
始め方は、次の3つです。
- 1週間の移動時間を計算する
- 聴く候補を事前に決め、理解できる速度で再生する
- 覚えていることから、後で1つ試す
次の通勤では、出発前に聴く内容を1つ選び、理解できる速度で10分だけ再生してみてください。
疲れて頭に入らない日は、聴かなくて構いません。後で覚えていたことを1つ試せたら、それで十分です。
車通勤で本を聴く方法としてAudibleを検討している方は、実際に無料体験を試した感想も参考にしてください。


コメント